リアルよりリアルに伝える力

今日は、東京レッスンの日。

 

個展作品ができてないにも関わらず、前からチケット取ってたのでジョン-ノイマイヤー演出のバレエを観に行きました。

 

回転木馬です。

 

ジュリーがリリオムの死を嘆く場面でのバレエならではの感情表現や、ジュリーとリリオムのステップが演出として逆方向の調にしてあり、これも考えられてるなーと。

 

 

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余談ですが、よく男性で

「ミュージカルって急に歌い出すのが理解できない。普通に考えて変でしょ」

って当然のようにいう人います。

 

そんなこと言ったら、バレエもオペラも歌舞伎も何もかも変。。。

 

「女の人はそういうの好きだよねー」

とか女でまとめようとしてきたときにゃぁ、薄っぺらい男じゃのー、と思います。

 

 

それはさておき、開演まで時間があったので、目の前の西洋美術館にも行きました。

 

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カラバッジョさん。

 

1500年代の宗教画や大衆画が盛んなころ。

 

宗教画の解説本も持ってるのですが読んでいないので、この手の絵画は苦手でした。

 

しかし∑(゚Д゚)カラバッジョさんのは面白かったです。

 

 

触覚の表現をしようとした人だそうで、表情がリアルより伝わるから引き込まれる感じなのです。

 

 

この「リアルより伝わる」というのは、先述のバレエやミュージカルもそうですし、もっと広げて言えば、私たち手仕事の作家もそうです。

 

それがアートだと私は思っています。

 

私がお菓子キャンドルを自分の作品としては作らないのは、リアル以下でしか存在できないからです。

 

 

…なんて偉そうなこと言ってますが、個展作品ができなくて泣きそうです。

 

今からまた作ります( ;´Д`)

 

カラバッジョの図録は、神島アトリエカフェに置きますよー☆

 

 

 

 

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