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上野の森美術館での作品展ご案内

2019年9月7・8日に上野の森美術館2階で展示をします。
和のアートパフォーマンス集団「KIRIE」のメンバーとして参加です。
今回は「浮世絵」がテーマということで、
それに寄せて作品を作っています。

(詳細は一番下に記載)

 

 

私のエリアは暗室になった9m×4mで、
色っぽい浮世絵美人画と北斎の春画とともに蝋細工を展示します。

作家が浮世絵を何枚か担当して自分の作品に組み込むのですが、
「春画担当で」と言われて正直やめようかと思いました(~_~;)

芸術か猥褻か、という問題ではなく、個人的な見え方としてです。

 

やめようかなーって六本木でボケーっとしてたら、
展示イメージがバンバン浮かんできて…
最終的には「嫌だったら春画をやめてもいいから」って言われましたが、
私の個人的な意見を抜いて考えれば春画をそこに入れるのが展示的にはベスト…

という芸術家脳が別稼働しまして、やることにしました。。。

 

 

それとね、、、昔から「水」と「13」に縁がありまして。
今回の春画が「水」の春画だったので、
「ああ、、、やれってことだな…」
と受け止めたという理由もあります。

 

 

 

作品はいつもエロティックだと言われつつ、
エロをテーマにしたことはなかったのですが、
耽美から淫靡に足を踏み入れることになりそうです。

 

なーんてね。
淫靡なのは春画そのものだけで、私は私だってことは変わりなく、
それからは離れようがないので、たぶん耽美な誘導で
最後に春画ドーーーーンッ的な仕上がりになるのではないかと思います。

 

 

でもまだ出来上がっていないという・・・(搬入3日前)

個展前はいつもそうですが・・・泣きたーい

 

平山りえ上野の森美術館

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KIRIEプロデュース
「立体浮世絵展 -Nature of Women- 」

日時:2019年9月7日(土)・8日(日)
11:00〜17:00
会場:上野の森美術館 本館 2
(東京都台東区上野公園1-2)

和のアートチーム“KIRIE”によるインスタレーション展です。
絵、書、造形、身体表現…とアナログで魅せる艶やかで

美しい世界をお楽しみください。

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書家 美帆
結び師 吉井だりあ
蝋作家 平山りえ
霧絵師 美呼

演舞振付 加藤花鈴 Kozue
空間サウンドデザイン 小畑亮吾
総合音楽プロデュース 猿楽

総合演出・企画 KIRIE

監修 株式会社 版三

 

 

平山りえインスタレーション作品展のご案内

「金魚 を 見 て 怒る 人 も また 憎む 人 も い ない わ、

金魚 は 愛さ れ て いる だけなのよ、

おじ さま も、 それだけ は 頭 に 入れ て 置い て

あたい を いじめ たり、 怒らせ たり し ちゃ だめ よ。」

『蜜のあわれ (室生犀星)』より

 

 

6月19~21日の3日間、19~21時に平山りえインスタレーション作品展を開催します。
和のアーティスト集団KIRIEとのコラボ展が主体ですが、
この3日間の夜はキャンドルを主役に展示を行います。


この時間は、私も会場におります。

 

今回の銀座の展示は、コラボ展ということと、タイトルに意味を持たせるならもっと作りこみたいということで、題名は「曼殊沙華」にしましたが、「蜜のあわれ」を題材にしています。

ずっと温めておいたイメージです。

 

会場は、銀座の超有名なギャラリービルです☆

お気軽にお越しくださいね!

 

 

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<平山りえインスタレーション作品展>

会期:
6月19~24日
12:00~18:00(展示のみ)

6月19~21日
19:00~21:00(キャンドル点灯・在廊)


最寄駅:銀座駅、銀座一丁目駅
場 所:中央区銀座1-9-8奥野ビル6階
TEL:03-6228-6108
入場料:¥500

 

 

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『ハーバリウムづくりの教科書』出版記念イベント

ついに先日校了しまして、今月発売になります!

それに伴い、出版記念イベントを行います。

 

友人や出版関係者だけでなく、モノづくりやお花が好きな方など
皆様にお越しいただきたいと思っております。
出入り自由ですので、おしゃべりだけでも
是非いらしてくださるとうれしいです。

 


2018年4月22日(日)
10:30~18:00
文房堂ギャラリー4Fにて
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-21-1-4F
03-3291-3445

 

<イベント内容>

・新技法ハーバリウムのワークショップ(11、12、15、16時~)
→ 各お時間6名様まで。事前予約優先。
→ 詳細はこのページの下部です。

・作家によるデモンストレーション(14時~)
・写真展示
・本書の作品販売
・歓談(編集者、カメラマン、その他関係者も来ます♪)

 

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『ハーバリウムの教科書』
平山りえ・著  世界文化社より


ハーバリウムとは、乾燥させた花を透明なオイルとともにビン詰めした「植物標本」のこと。
面倒な手入れが不要で、長く花の美しさを楽しめるアイテムとして今、大人気です。

基本の作り方はもちろん、オイルに色を付ける方法や花を浮遊させる方法、パールやラメを散らす方法など、ハーバリウムを作ったことがある人なら、どうにかできないかと試行錯誤したテクニックを初公開!!目から鱗の新技法がたくさん詰まった一冊です。

 

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<ワークショップ詳細>

✴︎11、12、15、16時~ご予約優先で承ります。
✴︎各お時間6名様まで。事前予約優先
✴︎予約は、 art@lirielscandle.net まで。

 

①新技法によるハーバリウム
所要時間:40~60分
参加費:3500円→本の購入者3000円

 

 

②基本のハーバリウム
所要時間:40~60分
参加費:2000円→本の購入者1800円

 

 

※本(1404円)をご購入の方は、オリジナルポストカードを差し上げます。

 

 

ハーバリウムの新技法レッスンが開始!

リリエルのハーバリウムレッスンが始まります。
4月30日より受講スタート!

 

3月中に講師免状コースをお申し込みの方は、
基本コースの①~③のうち一つ無料です☆

 

こちらの特典お申し込みは、
art@lirielscandle.net
にお申し込みください。

 

 

 

プラバンを使わず浮遊固定させたり、
パールを好きな位置に浮かせたり、
花びらを踊らせたり、
さらには2色の層にしたり・・・

今までのハーバリウムを覆す技法がいっぱいです。

 

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<基本コース>

お好きなものだけ選んで受けられます。
1~1.5時間です。価格は税込み表示です。

 

①基本の作り方 ¥3000
②ガラスの中の小さな庭園 ¥3500
③バラとアジサイのしつらえ ¥3000
④Especially for you ¥4500
⑤うさぎの棲む森 ¥4500
⑥カラフルボトル(3本) ¥4500
⑦ペンダント ¥3500
⑧ランプ ¥5500

 

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<リリエル講師免状取得コース>

基本コースを3種類以上受講後に受けられます。(どの3種類でも可)
こちらを取得するとリリエルのハーバリウム技法で開講や販売ができます。

・全4時間 ¥37000(税抜き)
①座学
②光の通り道
③木の葉のしずく

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<講師ブラッシュアップコース>

講師のお免状取得後に受けられるコースです。
全て500mlの大きなボトルです。

 

①花びらのロンド ¥10000
②黄昏時の木の下で ¥7000
③エピローグ ¥12000

アロマストーン本の出版までの道のり~追加③~

このネタもそろそろ本気で終わりにしたいと思います。
つい、毎日の面白ネタを織り交ぜてしまって長くなるんですよね。

 

 

初校が戻ってくると、校正を専門で行う会社の
校正さんが赤でチェックを入れていきます。

 

誤字はもちろん、類似表記の統一(手作りor手づくり etc.)、
私の文章の変なとこを直す、といったことをしてくださいます。

 

私と編集のあおいさんも一緒に探します。
結構あるわあるわ・・・
しかも、3人とも違うとこに気が付くんですよね。
文殊の知恵といいますが、確かに。

 

 

校正さんと初校でお会いしたころは、

 

こういう専門の会社があるんだー。
同じ言葉が何回あるか統計も出すのね~。
ぅお!間違い見っけ!!

 

と、楽しかったのです。
小さな恐怖を見つけるまでは。。。

 

 

 

それは・・・(; ・`д・´)

 

 

 

 

『石こうスリラー』

 

 

 

 

そう!
100%これを思い出しましたよね( ゚Д゚)

 

 

正しくは、「石こうスラリー」なのです。
アロマストーンを作る際の泥状の
石こうと水を混ぜたものをそう呼びます。

 

 

3か所くらいがスリラーだったのを見つけ、
再校で提出しました。

 

 

 

 

そして、1週間くらいで再校が戻ってきます。
んでまた、間違い探しなのですが・・・

 

 

 

ん???

 

 

またスリラー発見!!((´д゚lllノ)ノ ヒイィィィ!!

 

 

4か所あったのか!!!!

 

 

 

スリラーを赤でチェックしたあとは念校といって、最終確認になります。
念校が戻ってきたら、本当に本当に最終的なチェックになります。

 

 

 

もう恐る恐るしか見れない・・・

 

 

 

スリラーあるーーーー!!!(´д゚lllノ)ノ キターーー!!

直したはずの箇所がまたスリラーに!!!

 

 

 

 

 

出来上がった本は、ちゃんと全部直っていました( *´艸`)

しかし、今でも本を開いて、「スラリー」を見るとドキッとします。

 

 

今日もまた面白ネタで長くなってしまいました。
アロマストーン本の記事を書きながら
連日ハーバリウム本の制作をしているという。。。
早く新しい話を書かねば。

 

次で必ずや、完結させます(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アロマストーン本の出版までの道のり~追加②~

さて、いよいよラストを書く時がやってまいりました~。

本当に終われるかな今日で。。。

 

 

原稿は、本来はライターさんが書いてくれるのですが、
私はステキ撮影スタジオで撮る権利と引換えにしたので、
なんとか自分で書かねばなりません。

 

・プロローグ、エピローグ
・石こうなど基本のお勉強ページ
・作り方(プロセス)ページ
・ラッピングとアロマのページ

 

ざっとこんな構成です。
プロセスページは、撮影前に書いておくべきだったので
2月頭にはできていました。

 

 

エピローグは、かなり気持ちを込めて書いたので、
出来上がった本を読んで美幸先生が大泣きしていました。
ここもぜひ読んでいただきたいなと思います☆

 

(載せる写真がないので、著者近影を・・・)

 

 

そうそう、ラストのラッピングアイデア、
読むと私は苦笑せずにはいられないのです。

 

当初の予定では8ページあったラッピングアイデア。
4ページに減ったけど、はて、どうしようと悩みました。

 

なにしろラッピングに関して私も美幸先生も素人。
無い知恵を絞るが出てこない(笑)

 

 

そこで、私がいつも個展をさせていただいてる
ギャラリーくわみつの博子さんにご相談に伺うと、

 

「これ、りえちゃんのキャンドルのラッピングに
しようと買ってたやつなのよ。これあげようか」

 

と、卵のパックと小さな箱をくださいました。

 

 

卵のパックなら、鳥を入れるしかない!
小さい箱は、フレンチクルーラーがぴったり入る!
茶色いからお菓子のかごだ!

 

 

うんうん、楽しいことを連想をしながら、
ラッピングってすればいいんだ!!(そうか?)
ということに気づき、見事8つのラッピングを完成させたのです。

 

ネコが糸にじゃれるラッピングは美幸先生のアイデアです。

 

 

この時も、うわーとか、ヒィーとか苦しみつつ、
大笑いしながら出来上がったので、
いかにも優雅にしれっとアイデアを披露している
このページがなんとも愛おしく、苦笑しまいます。

 

 

 

そんなこんなで、原稿が仕上がったら、入稿になります。
そうすると本のデザイナーさんがあおいさんのラフをもとに
私の文章とむさしさんの撮った写真を配置したり、
装飾を加えてくださいます。

 

初稿が戻ってくると、さぁ、間違い探しです!

 

 

 

・・・と、いうところで眠くなってきました。
タイムリーなことに、明日は朝からアロマストーンの講師養成講座です。

 

 

そのあと、ハーバリウム本も作らなくては。

 

結局、またまた続きます(^^)/

 

 

ハーバリウム本の出版のお知らせ

1年遅れで思い出しながら
「アロマストーン本の出版までの道のり」
を書いてきたにも関わらず、
新たな本の出版のお知らせです。

 

 

ブログ3日坊主にはなっておりませんが、
もう、わけわからなくなってきていますね・・・。

 

早くアロマストーンの話を終わらせればいいんだ、きっと。

次は絶対続きでいきます!( `ー´)ノ

 

 

 

そういうわけで、2月は18~28日まで
制作と撮影のため、岡山校も東京校もお休みします。

 

17日までは1日2時間までのレッスンを
1組だけレッスンさせていただいています。

 

ご不便おかけいたしますが、
3月からは元通りになります。
しばらくご理解くださいませ。

 

 

 

ハーバリウムの本の詳細は以下です。

 

「はじめてのハーバリウム(仮)」
世界文化社より
4月21日
全国の書店で発売

 

 

ただ入れるだけで美しいハーバリウム。
ですがもっともっと面白いこと、
美しく見せる技法、
たくさん見つけました。

 

それを一気に大公開します。
もちろん、お教室もはじまります。

 

 

 

アロマストーンの次はハーバリウム?
キャンドル作家じゃなかったの?
お花の先生でもないよね?

 

という疑問は、
「ハーバリウム本の出版までの道のり(仮)」
で書くことにします(笑)

 

 

 

FMラジオ「J-WAVE」に出演しました

アロマストーン本出版までの道のり
と題して書いてきましたが、
とっても忙しくなり、
あやうくブログ3日坊主になりそうに。。。

 

今日は中休みとして(?)ご報告を。
札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で
放送されているFMのJ-WAVEの番組

 

「UR LIFESTYLE COLLEGE」
ナビゲーター:吉岡里帆さん

 

にて、冬にオススメのアロマストーンについて
お話しさせていただきました

 

 

スタジオは六本木ヒルズ
大きな窓からは、東京タワー!
ワクワクしながら収録してきました。

 

 

放送日は、

1月28日(日)18:00〜

 

・・・でした。
ブログでは事後報告になりましたが、
この様子は、ラジコというアプリやネットでも聞けます。

 

また、J-WAVEの公式サイト↓

http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/college/

にも掲載されています。

 

 

写真、大きっっ!!(-_-;)

 

 

 

 

 

アロマストーン本の出版までの道のり~追加①~

(前回からの続きです)

 

アイテムが決まり制作に入ります。
岡山アトリエは広い上に
壁という壁に窓があり、
エアコンが効きにくいんです。

 

・・・って、なにしろ夜中ですから。
22時を過ぎると足元が冷え始めるので、
美幸先生がXmasプレゼントにくれた
モフモフのひざ掛けを腰に巻いて作業です。

 

 

夜中の1時になると・・・
車、凍ってる(;´Д`)

 

 

バケツで車にお湯をかける美幸先生と私。
温暖な地方の私たちにはすべて初体験でした。
あの日も爆笑したなぁ・・・

 

 

 

アイテムはそんなこんなで
1日15時間×1週間ほどで仕上がり、
トビラ4ページと完成イメージ写真は
自由が丘のスタジオで撮影しました。

 

 

スタジオ撮影は、すごくこだわって撮ってもらいました。
私もあおいさんも、
この本への思い入れが大きいものですから、
スタイリストがしてくれたのを手直したりと
本気だからこそのセッションとなりました。

 

 

私の仕事は感覚的なものを手で表現すること
ですが、こういう時には、
感性を理詰めで述べられる方が
有利だと思います。

 

「なんか、よくない気がする。
これいらないんじゃないでしょうか?」

 

という発言では、プロ集団の現場では
あまり通用しないものです。
立場上、発言権が低そうな場でも
説得力を持たせるには
左脳的に意見を述べることだと思います。

 

 

 

「淡いストーンが主役なのに、
脇に置いたハーブが濃すぎて
そちらに目が行くから、
明るい色に変えたほうが良いのでは?」

 

「暖色と寒色を並べるなら、
寒色のほうが奥にあるように
人は感じるので逆のほうがいいかも。」

 

「ビジューはスタイリッシュで硬いイメージ。
机のシャビー感が合わないから
光沢のあるこっちの机がいいと思います」

 

 

 

 

普段は、ヘラヘラ笑っているド天然の
ざっくばらんすぎると評される私も、
仕事になると違います。

 

レッスンで生徒さんに教える時も
こういう伝え方をします。

 

 

次にプロセスカットの撮影です。
世界文化社さんの自社スタジオで行いました。

 

 

丸カン(アクセサリーパーツ)の撮影。
マニアックすぎて逆に絵になります。

 

ちょうど就職活動の一環で
会社見学に来ていた学生さんが
撮影を見に来られました。

 

パネルで覆っているので、
10人くらいが一人一人覗いていくのですが、
ちょうどこれ撮ってるときで(笑)

 

・・・求人の人気が落ちませんように。

 

 

 

この撮影も2日間かけて終電で帰りました(笑)
お二人とも嫌な顔一つせず、
妥協なくいい仕事をすることに
プロ意識の高さを感じました。

 

それから、やはり人間性の美しさですね。

 

 

 

あとは、原稿書きと入稿があり、
製本、出版となります。

 

またつづきます(^^)/

 

 

アロマストーン本出版までの道のり~後編~

(前回の続きです。)

 

あおいさんとのアイテム決定打ち合わせは、
蔵前の川沿いのおしゃれカフェで行いました。

 

 

結果から申しますと。
ほぼすべて作り直しとなりました(^^)/

 

 

・取り込みたい読者層
・全体的なイメージ
・それぞれの技法に合った世界観
・メリハリを持たせた構成

 

、、、などのバランスを考えて型や色やデザインを決めていったのですが、
美幸先生と私の凍える手で女の命を削っての試作品だと知らない あおいさんは、
どんどん変更♪・・・どんどん追加♪

 

 

帰ったら美幸先生に報告しなきゃと考えたとき、
ふと昨日のことが思い出されて、
聞いて空気が抜けてスライムになった美幸先生を想像してしまい
おかしくて吹き出しそうになるのをこらえました。

 

(↑試作品の数々)

 

私と美幸先生は、モノづくりのプロです。
一つ一つの作品には、私たちの「気」が入っていますし、
プライドと自信を持っています。

 

しかし、本の制作は私たちは素人です。

 

あのパールに糸を通して装飾したストーンは
「パールを使うのは、もっと外した感じで使いたいです。
これはちょっと年齢層が高い感じがするので・・・」
という理由で却下になりました。

 

もちろん、「これでいいんです!」と
押し通すこともできたのですが、
すべて彼女の意見を受け入れることにしていました。

 

 

これは私と美幸先生の本ではないんだと考えていました。
私が自己顕示欲を出してしまえば、
狭い視野の本になってしまいます。

 

もちろん世の中にはそういう本もあっていいと思いますが、
私が作りたいのは違ったので、
本づくりのプロの意見を勉強しようと思っていました。

 

それに、どうやったって私が作るんですから
リリエルらしさは消えないのです(^^)/

 

 

 

 

そんなこんなで、20代と30代と50代女性が
それぞれの立場で意見を出し合い、
アイテムが決定し、撮影になりました。

 

背表紙にもなったマリア様のストーンは、
あおいさんが絶対入れてほしいとの希望で作りました。

 

 

イタリアのレーピ社製の木彫りのルルドのマリア様を
シリコンで型取り、オリジナルで仕上げました。
こちらの型は今、リリエルのヤフーショップで販売しています。

 

(↑これから型取りされる木彫りのマリア様・・・おゆるしを・・・)

 

美幸先生や美幸先生のお友達は、
これがかわいいの??という反応でしたが、
20~30代の方には大変好評でした(笑)

 

逆に、椅子にビジューをつける技法は、
美幸先生たちに好評で、
あおいさんたちは、
「こういうページもあった方がいいから」
という理由で紙面に載りました(笑)

 

 

前編・中編・後編で書き終えるはずでしたが、
またまた長くなったので今日はこの辺で(^^)/