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個展作品について『02.マリア像、蝶の着物、天竺牡丹のインスタレーション』

本日、マリア像が壊れました。
というか、壊していただきました。

マリア像だけに、誰も金槌で叩き壊すのが気が引けて、始め2日間はただ転がっていただけのマリアさん。
壊したのは、木版画家のタイラ コウ氏。(次々回、くわみつ個展されます。)

 

やはり、今回のマリアさんは壊れてないと意味がないのです。

 

階段上ってすぐの展示は、男性(藤村)からの恋心をイメージしています。

 

 

マリア像とは、
①母性・・・母の監護と愛を受けて育った家庭、男性にとって女性といえば母である時期。
②信仰・・・それまで自分が信じてきた概念、信念。
を象徴しています。

初恋とは、それが破壊されるくらいの衝撃を受けるもの。
そこから、恋心(=天竺牡丹)がどんどん、あっという間に真っ赤に染まり、彼女(=蝶の着物)の方へからみついていきます。

 

蝶の着物とは、つかみ取れない乙女心、少女性を表しています。

 

これがやりたいがための繊細すぎる天竺牡丹を作ることになりました。
どうやって持って帰っていただくのか。。。
販売することを一切考えてない作品です(笑)

 

いぇ、ご購入の方には何とかいたします!